Cellphone (携帯電話)

本体の選び方

最近は日本の携帯並に小さくて軽く、デザインも洗練されたものが増えてきている。自分の好みのデザインを見つけて選ぶのもいいだろうし、外観を変えられるオプションのある携帯で目立つcellphoneを手に入れるのもいいかもしれない。
しかし、最低限自分の必要な機能や、どういう特徴があるのかを注意して選んだ方がいいだろう。本体の購入の際に、パンフレットの項目にあるいくつかチェックポイントを挙げてみようと思う。

Talk time
連続で通話できる時間。バッテリーがフルに充電されている状態での数値なので、実際にはもっと短い。長電話をよくする人はチェックしておいた方がいい。

Battery performance / Standby time
数年前までは、日本と比べるとバッテリーのもちが良くないものが多かった。毎日必ず充電しなければならないのは大変なので、どれくらいバッテリーが持つのかスペックを見て確認しておこう。最近のものであれば5日〜7日くらいもつものもある。

Text messaging
SMSと呼ばれるテキストを送る機能。1メッセージ10〜20pで送れるので電話を掛けるほどの用でない場合には安くて便利。他のネットワークへも送ることが可能。これは安い機種でも必ずついている。

Predictive Text Input
予測テキスト入力サポート機能。携帯は元来文字入力を考えてデザインされていないため、通常1つのキーには複数の文字が割り当てられており入力するのに時間がかかる。そこでアルファベットが割り当てられているボタンを一度だけ押して入力した後に、そのボタンの割り当てられた文字と文字数との組み合わせから、辞書を参照して単語を探し出してくれる機能。例えば、キー割り当ては機種によって異なるが、"easy"と入力するのに通常なら3387777999と入れなければならないが、3279と入れれば"easy"と入力される。自分でよく使う単語を登録する機能をサポートしているものもある。SMSをよく送る人は重宝するだろう。

Voicemail
電話に出られない時に、サーバーにメッセージを録音が出来る。日本の携帯のように携帯自体に録音する機種はあまりないようだ。各ネットワークでサービスをしているので機種による心配はないだろう。通常、メッセージを聞く時には普通は料金がかかるが、T-mobile(One2One)はどの通話プランでも無料というのが魅力的、同じネットワークを使っているVirgin, Freshも同様で、残高がゼロのためにメッセージが聞けないということは避けられる。

Wap/E-mail
日本でいうEZwebやi-modeのような双方向によるサービス。モノクロームの画面で、サービスの内容は今ひとつ。あまり一般化はしていない。動画などをサポートするG3と呼ばれる次世代携帯がすでに目前まで来ているので、それまでのつなぎ的な存在といえる。E-mailのサービスもあるようだが、GSMの携帯の場合、時間による課金であるので、SMSなどに比べて通信費も高く、当然アルファベットのみしか使えないので必要であることは少ないだろう。

Ringtones / Vibrating alert
日本では当たり前の呼出音の代わりのバイブレーションも、安い機種ではついていないことがある。最近は呼出音の選択肢も多くなってきており、着メロなどは作曲できるものや、WAPを通じてダウンロードできるような機種も増えてきている。

Insurance
近年、携帯電話の盗難の被害が急増している。12ヶ月の契約で手に入れた携帯をなくした場合、その後でもそのまま契約が続く限りお金を払わなければならない。再び同じ契約のまま携帯電話を購入するためには、最初に無料もしくは安い値段で手に入れたとしても、今度は高い値段で電話機を購入し直すことになる。そうならないためにも保険には入っておく方が無難。紛失、盗難などもカバーしている保険に加入しておけば安心。新品と交換の時に追加料金が必要か、自損の場合も適用されるかなど細かく確認しておくといい。

Roaming
海外で電話を使う予定のある人は必要。しかし、通話料は通常のものよりも数倍高いのが難点。更に電話をかける時だけでなく、受けるのにもその国のネットワークを使うためにチャージされる。よく海外へ行き多く携帯を使う場合は、その国のSIMカードを購入してしまう方が安上がり。中のSIMカードを交換するだけでその国の電話番号とネットワークが使えるようになる。携帯によっては、SIMがそのネットワークのものしか使えないようにLockされている機種もある。他のネットワークに簡単に乗り換えられないようにするためだ。メーカーに頼めば有償でunLockしてもらえる。また、広告などを見ると独自でUnLockのサービスをしている会社もあるようだ。ローミングの機能は、大抵スペックの中にBand(周波数帯)として書いてあり、現在新品で販売しているものは、全てDual-bandである。Dual-bandはアメリカ以外の世界の多くの国で使用が可能、アメリカやカナダへ行く予定がある場合は、Tri-bandが必要になる。メーカーによって微妙に使える国が異なるので、ウェブページや店舗で直接使える国の確認を。

Emergency charger
機種によっては、バッテリーがなくなりそうな時に単三電池などで緊急時に充電するアクセサリーもある。必須ではないが、よくバッテリーを切らしてしまい必要だと思う人はチェックを。

Fax and Data Service
ファックスの受信がモバイルの番号で可能。更にノートパソコンを繋ぐことで、データ通信が出来るようになる。ただし、GSMの携帯では通常9600bpsしかサポートしていないのでインターネットには非常に低速。

GPRS
MMSなどの画像や音声を用いたメール、E-mail、ノートパソコンなどをつないで高速通信を考えている場合、この機能を搭載した携帯電話の購入を検討することになるだろう。詳しくは、Internet/E-mail(データ通信)のページで。



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