Internet / E-mail (モバイル通信)

モバイルでインターネット - 日本ではごく当たり前になったEZwebやi-modeによるE-mail、webブラウジングの現状から考えると、イギリスの携帯電話の状況は非常に遅れているのが現状。しかし、2002年の夏にはカラーの液晶を持ったモデルや、カメラのついたモデルなど、日本の携帯と同等の機能が盛り込まれた新しい世代の携帯電話が少しずつではあるが、登場してきている。


E-mailing

携帯で、E-mailの送受信が出来たらと思っている人は多いだろう。E-mailのためにインターネットカフェや学校、図書館のコンピュータを並んで使っている人は多い。今でもいくつかのネットワークでE-mailは可能だ。T-mobileはSMSを利用した、E-mailサービスを独自に行っている。また、WAPが使用可能な機種であれば、Yahooなどのページで、フリーメールを使ったい、他のプロバイダのpopメールを読むことの出来るサービスもある。WAPの問題は、データによる課金制ではなくて、時間による課金のため、のんびりしているとメールを書くのも、読むのもそれだけお金がかかってしまう。当然の事ながら、イギリスの携帯電話はアルファベットしかサポートしていない。日本語でE-mailの読み書きはまず出来ないと考えて良い。

Internet

WAPは文字データをベースにしたサービスである。世界的に規格を統一しているWAPは、htmlをベースに独自に拡張したi-modeとは互換性がない。EZwebはWAP互換性があるが、当然イギリスで販売されている端末では、日本語は読めない。使える画像もモノクロで限られており、あまり魅力的なコンテンツは見あたらない。

最近では、3Gと呼ばれる第3世代の新しい携帯電話が登場してきている。日本で販売されているような、カメラがついていたり、GPSが内蔵されているような携帯電話だ。カラースクリーンの携帯や、スクリーンも大きくなってきているので、やがて自由にインターネットを見ることの出来るだろう。ただし、やはり日本語のサポートはあまり期待できない。

DoCoMoがi-modeのサービスを昨年からヨーロッパで少しずつ始めている。現状は、かなり苦戦しているようではあるが、将来的には日本の携帯電話がヨーロッパでそのまま使えるかもしれない。

モバイル通信は可能?

日本では、Air H"やP-in, P-in compactなどのデータ通信カードが普及している。ノートパソコンに刺せばそれで通信が可能だ。イギリスではNokiaなど一部あるが、ほとんど普及していない。なぜかというと、GSMというデジタル式の携帯電話のシステムを採用しているためである。日本では携帯電話の他にPHSという通信距離が短い代わりに周波数帯が広く、高速に通信が可能なシステムとの両方が採用されている。最初に挙げた日本のものは全てPHSである。
GSMの通信速度は9600bps。イギリスで主流のコンピュータでのモデム通信速度、36,6kbps、56kbpsと比べればスピードの差は明らかであろう。それに比べてPHSは32〜64kbpsと、通常のモデムと同等のスピードで通信が出来る。参考までにケーブルテレビやイギリスのADSLで普及しているのが512kbps、日本のYahooBBなどのADSLは8Mbps。次世代の光ファイバー(FTTH)による速度は100Mbpsとなる。
  先ほど挙げたNokiaのデータ通信カード(Nokia Cardphone 2.0)は、HSCSDという方式を採用している。これは、Orangeが独自にGSMを拡張し、28.8kbpsの速度で通信が可能である。数年前のモデムの速度と同等なので、E-mailだけに使うにはとりあえず十分であろう。ただし、残念ながらWindowsしかサポートしていない。また、GSMであるため接続している時間に応じた通信課金になる。当然このカード用にSIMを別に用意する必要がある。Pay-as-you-goのオプションはないため、毎月のラインレンタルと通話料が必要。

モデムが内蔵されているデータ通信可能な携帯電話であれば、ノートパソコンを接続するためのオプションとして、ケーブルを購入すればデータ通信は可能。しかし、GSMの通信速度は前途に記載したとおり9600bpsと低速で経済的ではない。更に、通常はRS232Cもしくはシリアルポートと呼ばれる、非常に低速なポートに接続する。最近のものは、機種によってはパソコンにシリアルポートがないものも多い。PCMCIA(PCカード)のオプションがあれば、大抵のノートパソコンで使用が可能。ただし、そのオプションの値段も普及していないために非常に高価で、更にドライバが提供されているのはWindowsのみが多いだろう。

携帯電話の一部には、赤外線ポート(Infrared port / IrDA)がついているものがある。もし、ノートパソコンやPDAに同じく赤外線ポートがあれば、ケーブルで接続することなくインターネットが可能だ。これであれば、Macでも正しいモデムを選択すれば接続が可能。しかし、前途と同じ理由で速度は遅い。

新しい技術では、bluetoothというものがある。赤外線通信の弱点を補うように、データ通信の高速化と無線の強化がされている。赤外線通信では、ポート間に障害物を挟むと通信が出来ないが、bluetoothは10m以内であれば、障害物があっても通信が可能だ。bluetoothを搭載したパソコンはまだ数が少なく、日本でもそれほど普及はしていない。当然、標準搭載がされていなくても、PCMCIAで使えるbluetoothのPCMCIAカードを購入して増設は可能。

bluetoothも携帯電話がGSM方式のままでは速度が遅くて当然意味がない。高速通信のための、新しい技術が登場している。今までは現実的に厳しい状態であったモバイル通信も、少しずつ環境が変わりつつある。

第三世代、GPRSの携帯電話

GPRS(General Packet Radio Sercice)と呼ばれる、GSMを拡張した高速通信が可能な携帯電話が続々と登場している。最大115kbpsの転送速度をサポートすることになる。ケーブルやADSLのブロードバンドには適わないが、ISDN並の通信速度が提供される。もともと携帯電話で扱われるデータは軽いので、問題はないだろう。SMSを拡張したMMS(MultiMedia Messege Service)を使えば、画像、音声に加えて、将来は動画もサポートされる予定。更に、GSMの時間による課金から、日本と同じくデータのアクセス量に対してのパケット課金制がとられる。接続したままで、メールを読み書きするのも、受信の時と、送信の時にしか料金がかからないので、経済的になるはずだ。

しかし、このサービスはまだ始まったばかりで問題は多い。実際、T-mobileはまだサービスを開始していない(June, 2002 現在)。コストを見ても、monthly feeは以外と高く、メール以外に、ウェブページをよく見て回ったりするには向いていない。プランによって違うが、バンドルされている容量を超えた場合、1MBごとに£1〜6以上の超過料金がかかる。更に、Vodafoneは先駆けて11ヶ国でローミングサービスによるGPRSを行うことと発表したが、1MBの転送にかかる費用は、£8.24ととても高いのが現状だ。O2のローミングサービスも5ヶ国で可能で、£7.05/MB。

ビジネスユーザー以外には少々辛い。このサービスが普及し、値段がこなれるにはもう少し時間がかかりそうだ。



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